2007年10月22日

建設業界の手形の割引。

今年に入り全国の中小企業の倒産件数は増加傾向であることは皆さんもご存知かと思いますが、産業別では建設業の増加が特に顕著でありまして今後の動向が気になる今日この頃です。

【2007年(平成19年)9月度 全国企業倒産状況】
(東京商工リサーチ調べ)
産業別分類   件数    負債額(百万円)
----------------------------------------------------
農林漁鉱業     3      400
建設業      284     95,024
製造業      165     72,954
卸売業      174     77,548
小売業      138     22,556
金融・保険業    9     94,972
不動産業      36     18,553
運輸業       27     11,441
情報通信業    32      4,884
サービス業他   179     62,279
----------------------------------------------------
 合  計    1,047    460,611

上記による影響はウチの金庫でも、というかウチの支店においてもじわりじわりと出てきておりまして、特にそれが割引手形の対応の仕方に表れてきております。

今日も今まで信用(銘柄重視)で割引していた某中堅企業(帝国データで50点台)の手形について今後は止めておこうという指示を受けました。まぁその取引先に買戻しの力があれば全然割ることに問題はないのですが、そんな力のある企業ではなくその上『建設業界』っていうこともあって支店長からシビアな指示を受けたわけであります。

まだお客さんには話しておらず明日断りに行くのですが、お客さんからしてみたら『今まで割引してくれたのに何で?』って思うのは当然なので、サンドバック状態で文句を言われるのは間違いないでしょうね。担当者としては何とかしてあげたくても内容がしんどい企業ですから何ともできないので何とも言えない。最終的にお客さんから『信用金庫のクセに』みたいな捨てゼリフを吐かれて明日は終わり、私はまたストレスが溜まるのでしょう。

でも、その企業、実はちょっと行儀が悪い企業なので、私としてはこれを機に取引解消まで持っていきたいところ。まだ割引だけの取引なので先方が『もう止めじゃ〜!』と言ってくれれば、取引も終わるかなぁと思っております。でも、そんなことを考えていると態度に出てしまってとんでもないトラブルに発展しかねないので明日は誠意を持って対応しようと思う三流信金マンなのでありました。

posted by ケセラセラ at 20:27| Comment(0) | 業務日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月21日

宅建試験。

今までネタには出してなかったのですが、私は密かに今日の試験に向けて宅建の勉強をしておりました。

『勉強頑張ってる?』みたいな会話をされるのが嫌なので周囲の方には内緒にしていたのですが、絶対に合格して皆を驚かしてやろうという小さな野望を胸に本日まで勉強に取り組んでおりました。

とは言っても平日は仕事で遅い日が続き、休日は家族サービスで時間を取られ、結局なかなか勉強に時間を費やすことはできませんでした。
でも、10月に入ってからは妻の理解も得られ休日に集中して勉強に励むことができたおかげで、何とか試験に臨めるぐらいの準備をすることができたわけであります。

で、試験の当日。朝からミスドで勉強し、昼メシも食わずに試験会場に直行!集中力を高めた状態で試験に臨むことができました。
正直言って終わった瞬間に『これはイケる』という手応えがありました。宅建業法に関しては『満点ちゃうかなぁ』と思えるぐらい感触も良かったですし。

で、家に帰ってルンルン気分で自己採点♪結果は・・・

32点・・・。

アレ、不合格やん・・・。

手応えがあっただけにショックです。満点のはずの宅建業法に1問単純ミスによる間違いがありましたし・・・。それに最後の5問は全部間違いでした。2〜3問は合ってるやろうと思ってたのに(苦笑)
それと、このような択一試験の時って2つの選択肢を1つに絞れなくて頭を悩ますことがよくあると思うんですけど、そのような時でも50%ぐらいの確率で正解するはずなのに、今回はほとんどが間違いになってしまいました。(ツイてないのか実力なのか・・・)

正直、ヘコみますね〜。
このような結果となってしまい久しぶりにショックで呆然としてしまった三流信金マンなのでありました。
posted by ケセラセラ at 23:05| Comment(4) | 業務日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月07日

良かれと思ってしたことが・・・。

良かれと思ってしたことが実は相手にとって迷惑だったりすることってありますよね。

実は私も本日そんなことがありまして、とある葬儀場を通った時に心当たりのある名前のお通夜の案内を見かけたのですが、その亡くなっていた方が以前私が担当していた上得意客であったため私の頭の中には2つの選択肢の内どちらを選ぼうか『苦悩と自由のブルース魂』が流れて来ました。

@ オレもう担当ちゃうし関係ないねんから今の担当者にわざわざ連絡せんかてえーやろ。言わへんかったからって別に何も責められることもないやろうし。

A いやそんなんアカン。今日も明日も休みやし、もしかしたら出勤した後も亡くなったことに気付かへんかもしれへん。だいぶ後から亡くなったことを知って恥かくんやったら絶対今教えといた方がいいわ!

と思うのは・・・自由だぁ〜!!

てな感じで、私は自分の自由な判断でAの方を選んで今の担当者に連絡したのですが、その担当者から

『え〜、別に言ってくれんで良かったのに〜!知ってしまったら休みやのに葬式行かなアカンやん!』

と言われてしまいまして、結局大きなお世話をしてしまった三流信金マンなのでありました。

posted by ケセラセラ at 22:41| Comment(0) | 業務日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月04日

最近の出来事。

ちょっとしばらく更新が空きましたので、最近の出来事をまとめて書き上げておきます。

○「ありがとうの手紙」当選者発表!
 前々回のブログでご紹介した「ありがとうの手紙」の当選者発表がありました。結果は周囲の予想に反して見事当選!とはいかず、もちろん落選しておりました。ブログで鍛えた私の文章作成能力も俵万智には認めてもらえませんでした(w
 あらためて『小説家にはなれないなぁ』とシミジミ思う三流信金マンなのでありました。
 当選者の皆様、おめでとうございます!

○ 日経新聞夕刊連載小説「地の日 天の海」が終了
 戦国時代の小説が好きな私にとって、この内田康夫氏著の「地の日 天の海」は毎日楽しみにしておりました。(アイルケほどではなかったですけど)
 で、終わるのは仕方がないのですけど、何か終わり方がちょっとイマイチだったというか物足りなさがありました。と言うのも織田君が本能寺の変で明智君に殺されてこれから群雄割拠で面白くなるところなのに、急に少年ジャンプで打ち切りになったマンガのように強引に終わってしまったのです。
 初めから9月末で終わる予定だったのかもしれませんが、何か理由がありそうな感じもしたのでちょっと気になる三流信金マンなのでありました。

○ グーグルで「信金」と検索したら・・・
 最近久しぶりにこのブログのアクセス解析をしてたら『信金』という検索から来てもらっている方がいてたので、リンク元を見てみるとナ、ナント!グーグルの上から7番目(城南信金のHPの下)にあるじゃないですか!!
 『三流信金』とか『信金マン』で検索した時に上の方に来るのは何とも思わなかったのですが、『信金』と検索しただけで上の方に来るのは『どんだけ〜!』って感じです。
 と言うのも、たかがイチ素人のブログが数ある信金のHPを差し置いてグーグルの上に来ているのですから。それだけこのブログが認知されてきたのかどうか知りませんが、正直ちょっと迷惑かも。だってどんな人が『信金』と検索して見に来るかわかりませんからね。
 個人の戯言のような内容しか書いてないので非難されたり犯人探しされるようなことはないと思うのですが、これからは信金業界のお偉いさんが見に来ることも想定して真面目ブログに路線変更しようかなって思うぐらいにビビッた三流信金マンなのでありました。
posted by ケセラセラ at 22:54| Comment(0) | 業務日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月24日

ストレス。

ちょっと前までは仕事の成績がイマイチだったり仕事がうまく進んでなかったりした時にストレスを感じることが多かったのですが、最近は仕事のことではなく自分の所属している店のことや担当している客のことでストレスを感じることが多くなりました。

今の店というのは何と言うか色々あり過ぎて簡単には説明しにくいのですが、一言でバッサリ言うと上司に恵まれていない。上司といっても全員ではなく店の主要な上位役席の方達のことです。一人ぐらいマトモな人がいてたら店の雰囲気も違うのでしょうが、上位役席全員がマトモじゃないため店の雰囲気もメチャクチャ。それが私にとって非常にストレスになっております。

そして、もう一つのストレスの原因である客のことですが、コレがまた非常に嫌なオッサンがいておりまして最近ヤカラ的なことをよく言われることから非常にストレスを感じております。

これらのストレスについてもっと詳しくブチまけて発散したいところですが、だいぶ文章が長くなりそうなんで別の機会にしときます。

それにしても休みの日にまで思い出してストレス感じるくらいなんですから相当重傷ですよね。休みの日にはあまり仕事のことを思い出さないのが私の取り柄だったのですが・・・。それだけ今までは良い支店・良い環境で働かせてもらってたのかもしれません。

今みたいな劣悪な環境で働くことも一つの試練なのでしょうが、でもやっぱりもっと前向きな仕事の悩みでストレスを感じながら仕事をしたいですね。今は何かそんな地点から程遠いところにいるような感じがする三流信金マンなのでありました。
posted by ケセラセラ at 15:30| Comment(2) | 三流の戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月22日

ありがとうの手紙。

ありがとうの手紙を書いたヤツはどこのどいつだぁ〜、アタシだよ!

・・・というわけで、私は社団法人全国信用金庫主催の「ありがとうの手紙」応募キャンペーンに応募しました。

で、先日その関係のハガキが社団法人全国信用金庫から届いていたため『もしや当選!?』かと思いきや、ただの『ご応募ありがとうございました』のお礼のハガキでした。

私がこの「ありがとうの手紙」キャンペーンに応募したのは、何を隠そう支店からの強制でありまして、お客さんからの応募が無かったものですから自分勝手で本部の言いなりの支店長の『書け』の指示でムリヤリ書かされたわけです。

どれだけの応募があったのかは知りませんが、実際のところその内どれだけの数が一般顧客の応募なのでしょうね。私みたいに半強制的に書かされた職員の応募も多数含まれているのではないでしょうか。『この金庫で働かせてくれてありがとう』と書かされている職員もいたりして(w
もしかしたら、信金を辞めた人からも応募があって『信金を辞めさせてくれてありがとう』なんていうのも混じっていたら面白いですね。まぁ日の目を見ることはないでしょうけど(w

でも、応募の結果発表の時に『応募者は何万何千人で当選者はこの方達です!』と言われても、全国で300近くの信用金庫があるんですから当選者が全員信金マンになっても不思議じゃありませんね。

まぁ、どんな結果であれ、手紙を書いた人は時間と労力を費やしたわけですから、当選した際には素直に『おめでとう』と言いたいですね。
posted by ケセラセラ at 18:12| Comment(0) | 業務日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月17日

外為業務の本。

皆さん、三連休はいかがお過ごしでしたでしょうか?
仕事好きの人の中には自己啓発に励んだ方もいらっしゃるのではないでしょうか?もちろん私も・・・。
とまぁそんな私自身のことはさて置いて今回は『本の紹介』です。

私はこのブログで融資のことばかり書くことが多いのですが、仕事上では金庫の役務収益に貢献する外為業務についても進んで推進しております。とは言っても、送金程度しか自信を持って勧誘できてませんけど(w

でも送金と言えどもバカにはできなくて、あの手数料収入は非常に魅力的です。

私の場合『外為送金はただの国内振込と同じようなもの』という感覚ですから推進することにも抵抗は無いのですが、L/C発行や輸出手形買取りとかの話になってくると頭がややこしくなってきますよね。ムズカシイ用語も色々出てきますし。

当庫では時々外為推進の勉強会を催してくれるのですが、その時に理解できてもいざ実践となるとなかなか簡単にはいきません。

やはり『経験がモノを言う』のでありまして、実務を何回も経験しないと覚えられないのは融資と同じだなぁと感じております。

まぁそんな三流信金マンなのですが、外為業務に携わるための本も何冊か持っているので1冊ご紹介しておきます。
私のような外為初心者の方には読み易い内容となっておりますので良かったらどうぞ♪



posted by ケセラセラ at 18:11| Comment(2) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月08日

否決案件に対する周囲の感想。

前回、大口案件が否決になったことについてブログに書き込みましたが、周囲の方に話をしたところ色々な感想が聞かれました。

だいだいの方は『残念やったなぁ』とか『スパッと諦めて次見つけーや』という類の感想・意見でしたが、1人の先輩だけは真剣に考えて下さり『もっと抜本的に資金繰りを改善できるような内容の稟議にすべきやったのでは?』とアドバイスをいただきました。

今回の案件は『乗換しても返済額が減らない』というデメリットがありました。だから先方の資金繰り改善に至らず、今後の返済のハネをどのように吸収していくかという課題が残っておりました。

返済額が大きい理由は、メガバンクからビジネスローンを多数借りていたこと。そして大口案件と言っても所詮はサブバンクの乗換でありメインバンクの借入内容を抜本的に改善しないと同社の資金繰りは改善しないという問題がありました。

だから、その先輩は『サブバンクの乗換だけでなくメインバンクや他の乗換も含めて検討してみては?』と助言してきたわけです。

それを聞くまでの私は『当庫とメインバンクの2行体制で資金援助していったら良い』と考えており、『でも最悪、面倒見切られへん時はメインバンクに頼ってもらったら良い』という逃げの考えが少しありました。
でも、それはヒキョーな考えですよね。
正直、私は自分の成績と金庫の保全だけを考えた対応をしようしておりました。だから審査で否決になったのかもしれません。

メインバンクも含めて乗換を実行し、借入内容をスッキリさせ、返済額もCFの範囲内にできるだけ近づくようすることができれば、当庫1行体制でも資金繰り償還できるようになるかもしれません。
そしてその時は、保証協会が責任共有になっても資金繰り倒産の懸念がないわけだから、保証協会を利用することに審査部も抵抗を感じなくなるかもしれません。

『自分自身のお金を貸す』という気持ちで融資の受付をするのは基本的な心構えですが、それは自分自身の保全を第一に考えるのではなく『倒産しない先にお金を貸す』ということが一番大事なのであって、倒産しないように自分自身がお客さんを導いていくことも金融マンの仕事なのかなと思いました。

ちなみに、このアドバイスをしてくれた先輩はウチの金庫のトップセールスマンで、やはり一流と三流には大きな差があるなぁとヒシヒシと感じた次第なのでありました。
posted by ケセラセラ at 23:19| Comment(0) | 業務日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月05日

大口案件否決。

8月25日付けのブログ『責任共有制度』のところで保証協会の保証付きの大口案件を進めているという話をしましたが、本日審査部より否決回答をいただきました。

理由は箇条書きで色々ダラダラと書かれていたのですが、その中の1つに『責任共有制度』が始まることについて書かれておりました。

どーゆーことが書かれていたかと言うと、今回の企業は毎月の返済負担が大きい企業なので今後返済のハネ資金が必要となることは確実なのですが、現状の同社の企業内容(実質債務超過)だと当庫ではその対応ができない、なぜなら10月以降は保証協会の保証が100%じゃなくなるからだ〜!ってことです。

私も今回の企業についてはいろいろと欠点がある企業であったと思います。今後の資金繰りについても多少気になるところはありました。
でもそのような欠点がある企業だからこそ保全を確保して融資をするのではないのでしょうか。
欠点のない完璧な企業なら信用で貸せばいーじゃん。

信用金庫の取引先なんてほとんどが利益償還できない企業なのですから、保証協会の保証を引っ張って資金繰りするなんていうのは当たり前田のクラッカーだと思っておりました。
でも今回の一件で今後は保証協会の保証を取り付けたとしても、確実に融資できるとは言えない状況になったことを実感しました。

もちろん私も『保証付きなら何でもオッケー』という考えではないのですが、信用金庫クラスが取引する中小・零細企業のことを思うと、『こんなことで良いのかな〜』とふと疑問に思う三流信金マンなのでありました。
posted by ケセラセラ at 21:15| Comment(0) | 業務日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月02日

アルゴニズム行進。

今日はYouTubeの映像の紹介です。
テレビ番組『ピタゴラスイッチ』で評判のアルゴニズム行進がフィリピンのセブ島の刑務所で行われた時の映像らしいです。

『なんだコレは〜!?』って感じで、アルゴニズム行進を知っている人にとってはお楽しみいただける映像だと思いますよ〜♪




posted by ケセラセラ at 16:43| Comment(0) | 業務日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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