2007年08月25日

責任共有制度。

10月から金融機関と信用保証協会とが責任を共有する『責任共有制度』が始まりますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

この制度は中小零細企業・地域金融機関にとっては、非常に非情な制度ですよね。しょうもないダジャレを言ってる場合じゃないくらいです。
ウチの金庫に限って言うと、担保・保証に依存し過ぎているところがあるもんですから、ホントこれからどうなるんだろうと不安に感じる今日この頃です。

私の地域の保証協会の担当者の話では、例年と比較して8月なのに相談件数が多いとおっしゃっていました。それだけ、どの金融機関も10月までに100%保証付き融資を突っ込んでおこうという魂胆なのでしょう。
このブログをご覧の信金マンの方も最近は『掛け込み相談』に追われているのではないでしょうか。

もちろん私もその例に漏れず、何とかして10月までに成約させたい大口融資案件を進めております。
でもちょっとネックがあって、その案件は1本(1億)を越えるビッグな案件なのですが、保証料もビッグで2しぇん万を超えてしまうのです。昨年からの保証料率の弾力化に伴い、現在の企業内容では1.9%になると算定されてしまったためです。

7号認定を取得できれば0.9%になるのですが、この7月よりにっくき某メガバンクが指定金融機関から外れてしまったことが原因で取得できなくなりました。
だから分割納付で検討しているのですが、それでも初回に半分ぐらいは納める必要があることからお客さんにとっては負担が大きくなかなかウンと言ってもらえません。

まぁその案件については、また後日ご報告させてもらうとして、10月以降は有担保保証も責任共有制度の対象になるわけですから、今後このような大口案件を手掛けるのは難しくなるでしょうね。
今までは保証協会の保証付きの大口案件と言えば金融機関にとって『おいしい案件』であったのですが、これからは受付時点でシビアに対応せざるを得なくなるでしょう。

今回の責任共有制度の開始については、保証協会の保証付き融資の審査を緩くしてきた金融機関に責任があるのかもしれません。でも、これによって中小零細企業の資金調達に支障が生じるのは今から目に見えており、倒産件数が増えることも今後の株価の動きを予想するよりも明らかです。
でもそんなの関係ねえ!でもそんなの関係ねえ!でもそんなの関係ねえ!はい!オッパッピ〜!・・・、な〜んて冗談言える状況ではないと思う三流信金マンなのでありました。。

posted by ケセラセラ at 16:45| Comment(0) | 三流の戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月21日

安易な受付。

今日、取引先からの割引手形で安易な受付をしてしまいました。

自分自身、今から思うと『なぜ受けてしまったのか』と反省してしまうのですが、今となっては後の祭り。明日以降、再交渉するハメとなってしまいました。

新規先との交渉だと相手の様子を見て緊張感を持ちながら対応するのですが、既存の取引先との交渉は安易に対応してしまいがちになります。気心の知れている社長だと尚更です。

それでも、コチラの気持ちとは反対に先方としては悪く言えば『私を利用する』つもりで接しているのかもしれません。今回の件で改めて『融資の交渉はどんな先でも気を引き締めて対応しないといけないなぁ』と反省した次第です。

今日の失敗を忘れないためにも反省ブログとして綴らせていただきました。
posted by ケセラセラ at 00:01| Comment(0) | 三流の反省 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月19日

日経平均874円安。

17日後場の東京株式市場では、全面安に下げが加速した。平均株価は前日比874円81銭安の1万5273円68銭と今年最大の下げ幅となり、大幅に3日続落した。1万5300円割れは06年8月7日以来。1ドル=112円台突入の円高進行に伴う景気への悪影響や、信用リスク収縮が懸念され、売り一色の展開となった。(以上『株式新聞速報ニュース/KABDAS−EXPRESS』より抜粋)

スゴイですね、最近の株安は。この1ヶ月で3,000円ぐらい下がっているんじゃないでしょうか。この影響で含み損を抱える個人投資家も少なくないでしょう。かく言う私もその内の1人なのですけどね(苦笑)

さて、この株安の原因については、世界的に問題となっている『サブプライムローン』が大きな発端だということは、金融マンであれば言わずもがなのため、このブログでダラダラ説明するつもりはありませんが、今回、同時に円高にもなったということで海外向けの投資信託(特に海外REITで運用する分)が大打撃を受けております。

海外向けの投資信託と言えば、近年人気沸騰している『毎月分配型』の投信が中心で、我々信金クラスの金融機関も窓口販売を積極的に行ってきたことと思います。

このような状態がいつまで続くかわかりませんが、長く続くようですと元本割れはもとより配当金の削減も余儀なくされることでしょう。

そうなった時に心配なのが、お客さんからの苦情です。

投資は自己責任というのが原則ですが、我々信金クラスのお客さんというのは高年齢層が多いことから、予想もできないような先から予想もできないような言い掛かりを付けられる恐れがあります。

本部から過酷なノルマを課せられ、それなりの成果を残した人の中には、強引な勧誘による獲得を行った方もいるのではないでしょうか。
また、強引とは言えなくても、甘い見通しによる期待感を抱かすような勧誘、定期の利息よりも楽しみがあるといった勧誘、泣き落としによる勧誘などなど、職員にとっては何気ない勧誘でもお客さんからすると不本意ながら契約しているケースもないとは言えないかと思われます。
特に融資先の社長等から獲得しているケースだと、もしかしたら『優越的地位の濫用』と判断される可能性があるかもしれません。

運用成績が良いときはお客さんからも喜びの声が聞かれると思いますが、このような事態になってくると苦情・不安の声が少なからず聞こえてくることでしょう。

獲得の多い営業マン=優秀な営業マンと考える方もいてるかもしれませんが、お客さんの苦情に対する対応の仕方こそが営業マンとしての本質を問われるところではないかと私は思います。
お客さんのことを大切に思っているかどうかというのは、このような時の言動に出るでしょうから気をつけるべきでしょうね。

それと、本部の人間は『獲得しろ〜!』と激を飛ばしてくるものの、苦情等によるトラブルが発生した時には『勧誘の仕方が悪い』とか言ってバッサリ切り捨てるタイプが大半です。基本的に助けてくれる方はいないでしょう。
そんな信用金庫に勤めているのですから『自分の身を守れるのは自分しかいない』という考えを根底に置いて、日々の業務に取り組むことが懸命ではないでしょうか。

休み明け、どのような反応があるにしろ、まずは誠意ある対応を心掛けましょうね。
posted by ケセラセラ at 12:15| Comment(0) | 業務日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月16日

三流ですが3年目突入。

このブログを始めて、かれこれ2年が経ちました。早いですね〜。

最近は更新が減ってしまったものの、止めずに続けていることに関しては自分で自分を褒めてあげたいですね(w

あまり過去のブログを見ることはないのですが、ちょっと去年の今頃のブログを見てみると『あの頃はあの案件をやってたんや〜』と懐かしい気持ちになりました。『当時の案件に対するアツイ思い』みたいなのが伝わってきたりして。1年しか経っていないのに当時の自分自身を『若いな〜』と思ったりするけれど、この時のような一生懸命さを忘れたらいけないなぁと自戒した次第です。

最近は、ご紹介できるような面白い案件が無かったのでブログに書いておりませんでしたが、こうやって過去のブログを見直してみた時のことを考えると、手掛けている案件をブログに残すことは自分自身にとって大事なことなのかなって気持ちになりました。
私にとって、このブログは日記みたいなものですね。

これからも頑張って続けていきますので応援よろしくお願いします!




posted by ケセラセラ at 20:25| Comment(0) | 業務日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月10日

年金時効特例法。

たまには人の役に立つ内容のことでも書きましょうか(w

年金時効特例法ってご存知でしょうか?
先般より世間で話題になっている、社会保険庁の年金記録問題で、安部首相率いる自民党が参議院選挙前にムリヤリ強引に可決させた法案のことで、今年7月6日より既に施行されております。

で、この法案、スゴいんです。年金に携わる仕事をしている人からしてみたら画期的過ぎる内容なのです。

本来、年金っていうのは請求しないと貰えない仕組みなので、今回みたいな記録漏れが生じた時に、今までは『気付かなかった人が悪い』的な要素がありました。そのため、気付いてから請求しても年金の請求時効の関係で5年までしか遡ることができませんでした。

でも、今回の法案の成立により、その5年の時効が撤廃され、全期間遡って支払われることとなったのです。スゴい画期的でしょ(w

例えば、70歳のおばーちゃんが、過去に厚生年金の被保険者の期間があったにもかかわらず、裁定請求の際にその分を記入するのを忘れていたとします。本来なら、その分を含めて60歳から特別支給の老齢厚生年金が支給されるはずでした。
この場合、今まででしたら、請求し直しても5年前までしか遡って受給することができませんでした。でも、今回の法案によって、今後請求する人は60歳まで遡ってまとめて支給されるようになったのです。
そして、これまで同様の請求をしたことがある人も、改めて請求し直せば支給されなかった5年より前の期間の分を一括でまとめて受給できるようになったというわけです。どうです?ホンマにスゴいっしょ!(w

実際、今回の法案のおかげで最高624万円も支給された人がいるのですから、ホントに画期的な法案であると言えるでしょう。

そんなわけで、詳しいことは最後に紹介する社会保険庁のホームページを見てもらえたらと思うのですが、私たちのお客さんの中にも該当する方は必ずいると思われます。是非そのような方がいたら今回の法案のことを案内してみて下さい。定期預金の切り替え手続きで粗品を渡すよりも、ずっと喜んでもらえると思いますよ(w

でも、この財源ってどこから出るのでしょうね。やっぱり税金から補填されるのかな〜。その場しのぎの自民党らしい法案ですよね。
では、今日はこの辺で。

社会保険庁:年金時効特例法の施行について
posted by ケセラセラ at 23:00| Comment(4) | 業務日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月05日

チンギス・ハン 最終回。

久々の日経新聞ネタですが、朝刊で連載していた堺屋太一先生著の『世界を創った男 チンギス・ハン』が本日で終了しました。

アイルケ(愛の流刑地)の時と違ってブログでは紹介しておりませんでしたが、一応毎朝欠かさず読んでおりました。毎日読んでいたので終了すると何か寂しいものがありますね。(アイルケの時程ではないですけどね)

内容は、史実を勉強する意味では中国の歴史に詳しくない私にとって新鮮で面白かったのですが、でもそれもジャムカを倒すところぐらいまで。最後の方はダラダラと史実に基づいたことを書き記していただけのような感じがしました。

それと、登場人物のキャラクター設定がどうもイマイチだったんですよね〜。例えば、ハッサンとかいう商人の親方の言葉使いがなぜが関西弁だったところとか。作者はその方が商人らしいと思ったのかもしれませんが「中国の話やのに関西弁って・・・」という何か違和感みたいなのを感じました(w

月曜からは『望郷の道』という「バナナキャラメル」などで近代日本製菓史に足跡を残した新高製菓の創業者、森平太郎をモデルにした小説が始まるようですが、今のところ読もうかなって気持ちにはなっておりません。

7月は私の履歴書が『長島茂男』でもあって、朝から日経新聞を読むのに時間を割く必要があったのですが、今の人のは読んでないので、月曜からは裏1面で読むところが無くなってしまい少し寂しい感じがします。

ただ、夕刊連載の『地の日、天の海』は日本の戦国時代を背景にしていることもあって、内容的に読みやすく、変な言葉使いをするキャラクターも出てこないのでこれからも読み続けようと思います。

なんだかんだと申し上げましたが、日経新聞を購読しているのに、経済面の内容よりも裏1面の内容のことを批評してばっかりですよね。金融機関に働く人間やのに・・・(w

これからも三流信金マンは日経新聞の裏1面を応援します!
posted by ケセラセラ at 23:32| Comment(0) | 業務日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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