2005年11月29日

医療業界の案件

昨日の話ですが、以前から開拓していた医療法人から決算書を頂きました。

借入口数が増えてきたのでまとめたいとの相談です。
(前回のブログのお客さんのニーズ「そのB」に該当)

保全不足であり、多少困難な案件ですが精一杯手掛けていきたいと思います。

で、先日のブログで私

>医療業界っていうのは、あまり銀行も積極的に新規勧誘に来ておらず、競争が少ない業種。

なんて偉そうなことを書いておりましたが、訂正いたします。

他行もドッカンドッカン貸しておりました。

特にビジネスローン。(またかよ!)

そのおかげで、この医療法人は借入過多になってしまってたのです。(最近、中小企業でよくあるケース。信用金庫クラスでは資金繰り改善の処置が難しい)

やっぱり大手銀行は最前を行ってるな〜と、つくづく自分自身が三流信金マンであることを実感する今日この頃でした。

posted by ケセラセラ at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 業務日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月27日

ウチの審査ってどうよ。

先日、本の紹介もさせてもらいましたが、近年、都市銀行による『ビジネスローン』が中小企業の大きな資金調達手段として浸透してきております。

ウチの金庫もマネっこして『ビジネスローンもどき』の商品が発売されておりますが、金利も高く審査も厳しいということで、全く商品として機能していないが実状です。(所詮、信金が開発した商品なんてこの程度)

『ビジネスローン』が良いか悪いかについての話はここでは遠慮させてもらいますが、『ビジネスローン』を含め金融機関の審査の流れ、特にウチの金庫の審査についてお話をしましょう。

最近のお客さんのニーズはどういったものが挙げられるでしょうか?

@ 低金利

A 無担保無保証人

B 借入の一本化

C 毎月の返済額の軽減(長期への切替)

といったところが私が訪問してて良く聞くところでしょうか。

特に新たに資金調達をする時は@とAについてかなり重視されます。特に近年、この2点について非常にシビアになってきているように感じられます。

保証協会の商品を提案しても、保証料が高い(1.3%)といって拒絶されることもよくあります。(たいした決算内容でもない企業に!)
また、保証協会といった金融機関にリスクの無い商品を提案してくるな!とまで言われることも。

これも『ビジネスローン』が浸透してきている証拠でしょう。

最近は、ある関西の有名な信金で、保証料+金利を2%未満に設定して勧誘に回っているところもあります。(つまり金利が0.5〜0.6%)

そんな商品で勧誘に回られると、正直ウチはお手上げです。

さて、ここで本題の金融機関の審査についてのお話をさせていただきます。

詳しいことは知りませんが『ビジネスローン』っていうのは恐らく支店もしくは法人融資サポートセンターみたいなところで決済を取り、お客さんに提案。その後、印鑑証明とか必要な書類を揃えていただき、借用証書に署名捺印していただき融資実行といった流れなのでしょう。

また、地銀、そして一部の信用金庫では保証協会の商品とかみたいに保全が確保されている融資の場合、支店長決済で融資が実行されると聞いたこともあります。

そんな中、ウチはと言うと、保証協会であろうが何であろうが保全が確保されていても、審査部決済。特に新規案件は金額の大小によらず。支店長決済ができるのは小口の割引ぐらいちゃうかと思うぐらい、支店長の権限が無い。

だから、保証協会で50百万円の事前内諾を取っていても、審査部で30百万円に減額されることもしばしば。(支店長がハンコ押していても、審査部の次長クラスに減額される)

必要運転資金と思われる金額しか融資しないという点では、審査は間違っていないと思う。支店の中には保証協会がOKならいくら融資しても問題ないと考えている輩もいており、支店内で決裁権限を持たすこともリスクはある。

でも、ここで一言。

こんな状況だと、やっぱり融資は伸びない。
1百万円のロスを出すことさえもビビッて審査を厳しくしている間に、よその金融機関はお客さんのニーズにマッチした対応をドンドン行っていくっつーの。
ましてや、保証付きの融資に対して審査を厳しくするメリットがわからない。審査を厳しくするよりも、保証否認されないように申込までの事務手続きをキッチリ指導する方が有益のような気がする。

保証付きならどんな先でも融資して良いと決して言っているわけではない。だから保証付きでも取引先が倒産したら支店長・担当者にペナルティが発生するようにしても良いと思う。でも、支店内で決裁権限の幅を大きく持たせてもらえたら、個々の自己責任の範囲で精一杯努力して融資を伸ばそうとすると思われる。
そして、自己責任を意識するため、保証付きでもしょうもない先には融資しなくなると思う。

今は、審査部が最終決済しているにもかかわらず、ロスが発生したら支店長が全責任を負っている。支店長は自分の権限で融資を伸ばすことができないだけでなく、ロスが発生した時の責任はキッチリ取らされるという何とも魅力の無い立場であり、そんな信用金庫では子供でも支店長になりたいと思わへんっつーの。

以上、三流信金マンが申し上げた偉そうな戯言でした(笑)
posted by ケセラセラ at 12:46| Comment(4) | TrackBack(0) | 三流の戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月26日

異業種交流

昨日は医療業界に強い会計士の先生とお会いする機会がありました。

医療業界っていうのは、あまり銀行も積極的に新規勧誘に来ておらず、競争が少ない業種。

病院の先生の案件でおいしい思いをした私にとって、今後積極的に攻めて行きたいと思っていた矢先にそのような会計士の先生と交流が持てたのは、今後の開拓活動のプラスになると思われる。

まだまだ私の人脈なんて広くはないですが、今後も異業種の人達との交流を深めていきたいですネ。
posted by ケセラセラ at 09:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 業務日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月23日

本の紹介B

今日の休みの間に読んだ本を紹介しておきます。

○ 小さな会社 借金のルール (池井戸 潤 著)
 この本は、近年よく都市銀行で行われている『ビジネスローン』について書かれたものです。ビジネスローンの仕組み(スコアリングのこと等)やビジネスローンを利用するための決算書の作り方等が紹介されております。
 また、著者がコンサルティングしている会社の失敗事例も紹介されております。(失敗から学ぶということ)

<ケセラセラの感想>
 著者が都市銀行出身ということで、都市銀行の考えに偏った内容の本です。だから都市銀行から借入したい社長にはオススメです。
 でも、この本にモロに影響された社長とは私は取引したくないですね。決算書のツラだけで与信判断するビジネスローンと、ウチの与信判断は違いますから。
 それにしても最近はビジネスローンや保証協会付きの融資ばかりになってきてますが、これから先、ホントの与信判断をできる人材がどれ程残っていくんでしょうね〜。それとも、もう与信判断には時間を費やさない時代になっていくんでしょうかね〜。
posted by ケセラセラ at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月21日

本の紹介A

今日の午前中、訪問もせずにマクドで読みふけってた本を紹介します。

○ 大阪破産 (吉冨 有治 著)
 この本には、現在の大阪市の財政事情のことや、公金(税金)の無駄遣いに関すること、市議会と労組と市長との関連のこと等、「大阪市」のことで昨今いろいろ問題として取り上げられていることが詳細に書かれております。
 ジャーナリストの視点で書かれているため、やや大袈裟なところもありますが、実に興味深く読み進められる内容となっております。

<ケセラセラの感想>
 今週末(11月27日)大阪市の市長選挙がありますが、投票の判断材料として非常に参考になる内容となっております。
 大阪市民の方は投票に行く前に是非一読を!そして選挙に関心の無い人も是非一読を! 必ず関心が持てるようになりますよ!
posted by ケセラセラ at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月18日

さんびゃくまんえんの融資

今週の成果は3百万円の保証協会付きの融資1件だけ。

でも、この融資、お客さんは非常に喜んでくれておりまして、それはもう消費者金融で数本借入していたのをプロパーで一本化にしてあげたかのような喜びようでした。

私たちにとって「たかが数百万円の融資」でも、お客さんにとってはそれが非常に大事な運転資金になることもある。

改めて、金額云々の問題では無い大切な仕事をしているのだなぁと感じた1週間でした。
posted by ケセラセラ at 23:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 業務日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月15日

たまの息抜き

今日の午前中は、融資はできなかったが借入のアドバイスを引き続き行っている酒屋さんに訪問。

その先は、来年の決算が終わればウチの方でも色々提案ができそうな企業内容に変わる要素があるので、訪問を続けている。来年の4月以降は、私も違う地域に異動となって居てないだろうけど、来年同じ地域を回る人が上手く取引に結び付けてくれればと思っている。

午後は、喫茶店で毎週楽しみにしている「週刊ポスト」と「週刊現代」を読んで満喫。

やっぱ、たまの息抜きは気分がいいね。以前は毎日だったので、気分がダラけていたけど、適度に見込みを保有しながらサボるのは、一味違った気分。

今日は早く家に帰って、酒屋さんの社長から頂いた解禁前の「ボジョレーヌーボー」をヨメと満喫しようっと。
posted by ケセラセラ at 14:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 業務日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月13日

地役権付きの土地

不動産屋さんからの相談案件です。

地役権が付いた土地を購入し、建売分譲住宅を一区画建てる予定とのこと。

予定と言っても、既に購入者は決まっており、実質は土地購入から引き渡しまでの短期資金の需要。

購入者は既に某地方銀行から住宅ローンの内諾をいただいているようで、回収の懸念はなさそう。

不動産屋の方はその土地の手付金を支払い、売買契約を既に済ませている状況。後は残りの売買代金12百万円を月内に支払う予定となっている。

いつもならメイン取引銀行の某信用組合から借入していたが、今回の不動産に関しては「地役権」付きということで融資をしてもらえず、ひょっこり訪問したウチに相談を持ち掛けてきたというわけ。

今回、ウチが融資できれば次に繋げられる可能性も高く、是非支援したいところ。

考えられる懸念としては購入予定者が購入を止めたり、住宅ローンが何らかの理由(地役権がらみ等)で実行されなかったりした場合。

こうなると、回収が遅れたり、万が一の時(完全に売れ残った時)は融資の回収が滞る恐れもある。

こんな案件、あなたの金融機関なら取組ますか?

posted by ケセラセラ at 21:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 業務日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月10日

新たな案件を探して

来月以降の見込みが無くなったので新たに新規開拓。

すると、直ぐに新しい話が出てきましたー。私の運もまだまだ尽きて無かったようです(笑)

2件出てきたのですが、どちらも一癖二癖あるため、これからが大変そうです。
金額的にはどちらも30百万程度とお手頃な額なんで成功させたいところ。ちなみに、どちらも乗換案件。

私が回っている地域って資金需要が無い会社が多いんで、どうしても乗換の話ばっかりなっちゃうんですよねー。

そして、その企業に共通するのは、いずれも企業内容に瑕疵があり取引銀行に冷遇されているということ。

けど、そんな瑕疵がある企業でも一つか二つ良い所があるわけなんで、それを見極めることができれば良い取引先になったりすることもある。
しかも、そうゆう取引先の方が金利面でウチが優位に交渉しやすい。

そうゆう先を見つけて、取引を成約させるっていうのも新規開拓の一つの醍醐味ですね。
posted by ケセラセラ at 11:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 業務日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月06日

三流なりのポリシー

金曜に見込みが崩れるという話を書き込みました。
それに付随して書き込みます。

見込みが崩れた内の1件は、9月に決算書をいただき、保証協会との提携商品の内諾(50百万円)も下り、あとはお客さんに本申込してもらうだけの段階まで来ていた案件でした。

しかし、ある1つのことでウチとお客さんとの間に考えの相違があり、お客さんの方からウチを利用しないとの話になったわけです。
(「ある1つのこと」とは不動産がらみのことなのですが、話すと長くなるのでここでは割愛いたします)

所詮、ウチが提案していたのは保証協会の商品であり、提携商品といっても他の金融機関でも近年は利用できる商品のため、お客さんからしてみたらどこの銀行を利用しても同じこと。

ウマが合わない金融機関を利用しても、長〜いお付き合いはできないと判断されたのだと思います。

しかし、私とてそれは同じこと。信金マンとしては三流ですが、三流には三流なりのポリシーがあります。この社長とは取引できても長続きしないと判断し、「はい、そうですか」と簡単に了承して帰ってきました。

私の新規開拓のポリシーとして、以下のような企業は獲得しないでおこうと考えております。

@ 取引が長続きしそうに無い先
  (ex. 条件だけで取引銀行を決める → 乗換される可能性が高い)

A 支店や後任の担当者に迷惑をかけそうな先
  (ex. 粉飾決算、将来的に資金調達が困難、その他企業内容に瑕疵がある先)

B 社長の人物面に懸念がある先
  (ex. 自分勝手、嘘つき、虚言癖がある、頼りない、等々)

今回のお客さんのケースは、会社の内容自体はまあまあでしたが、@とBに該当したため、自分の成績のことを考えると惜しい話ではありましたが、深追いはしませんでした。

ウチと取引を考えてくれるお客さんなんて、企業内容がピカピカなところなんてあるわけ無く、1本か2本は矢が刺さっている状態の企業がほとんどですから、どうしても@とかBの点を重視してしまうのです。

自分の成績のことしか考えていない自称一流の人達は、@〜Bのことを気にせず獲得しておりますが、私は三流のためこれからも自分のポリシーを大事にして仕事に取り組んでいこうと思います。(もちろん@〜Bのようなことを厳守している成績一流信金マンの方もいらっしゃいますので誤解の無いように!)



posted by ケセラセラ at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 業務日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月04日

見込みが崩れる〜!

今月に関しては見込みもいくつか保有していたため、やや余裕のある活動ができると思っていたのですが、一気に3件も崩れてしまいました。

活動の中には「波」っていうのが必ずあると私は思っております。

先月から今月の頭にかけて良い波が来ていたのですが、一昨日から急に悪い波が押し寄せて来た感じです。

これも1日に悪い波を持った人と飲みに行ったからだと思っております。この悪い波を早く取っ払うためにも、来週は良い波を持っている人と飲みに行こうと考えております。

これも三流信金マンにとって大事な仕事なのです(笑)
posted by ケセラセラ at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 業務日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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